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レーシングマシンは早さを追求するクルマである。だから、作るためには気合いが必要とされる。公道向けのレーシングマシンであるTVRには、全身から尋常ではない気合いが感じられる。
T350のエンジンフードを開けると、そこにはTVR製の直列6気筒「スピード6」が姿を現わす。手作り感溢れる逸品だ。
まず目に入るのが、エンジンルーム前方に備えつけられたアルミの円筒。オイルタンクだ。「スピード6」はエンジン下部に潤滑油を貯めないドライサンプ構造。オイルを貯めるスペースが不要であるため、エンジンの重量と高さを抑えることができる。軽くて重心が低いことは、速く走るための必須条件。レーシングマシンとしての顔が見える。 |
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